春の空2態
4/4、晴れたけれど風が強く、寒い。火星観測もシーイング悪そう。←サボる口実(苦笑)
MADOKA 180(改) 7.3mm 1:4 +EOS Mで
POLARIEにて追尾 F4開放/270sec ISO400 22:14- RAW SI7で画像処理
SIGMA 8mm 1:3.5 FISHEYE+6Dで
POLARIEにて追尾 F3.5→4/300sec ISO400 22:45- RAW SI7で画像処理
どちらも円周魚眼レンズだけど、射影方式が違う。シグマの方は等立体角射影方式、MADOKAは不明。MADOKAのほうが、中央は大きく、周辺に行くと急にすぼまる。
MADOKAをキヤノンサイズのAPS-Cに使用すると円周の一部がかけてしまうが、構図で工夫すると気にならない程度にごまかせる。なぜかEOS M用に改造したのちのほうが心持結像性能が良くなった気がする。多分、ピント合わせの際、オーバーインフゆえに∞を両側からじっくり追い込めるからだろう。また、NEX-3Nのときに気になった木星など輝星の周りのハロも目立たなくなった。これはローパスの配置によるものだろう。もちろんNEXも5とか6とか7なら別の印象になっただろう。
ところが、MADOKA、EOS M用はソロバンが合わないから出せないはずなのに、やはり市場占有率からいけば少ないであろうFUJIのXマウント用が出るというではないか。もっともFUJIのセンサーサイズもソニーと同様だから、光学系は共用できる。
FUJIだったら、欲しかったかもf(+_+)☆\(-_-#)
そして、SIGMA魚眼、薄曇の日には気づかなかったのですが、周辺での流れが気になった。
MADOKA2時方向
SIGMA2h方向
MADOKA10h方向
SIGMA10h方向
いろいろなことが考察できる。
・EOS MとEOS 6Dのノイズ傾向。拡大しなければEOS Mでも十分きれいです。が、同じISO400(RAWからSI7処理でノイズ低減無し)ですが、6Dはやはり余裕がある。
・射影の傾向。MADOKAのほうが撮影時刻が早いですが、ぎょしゃ座が地平線に近く見えるような圧縮がある。
・今回のSIGMAは向きによって異なるような流れはなかった。この意味では当りといえるのですが、周辺で等しく像が放射方向に流れる(はっきりとした三角形)のが気になった。MADOKAの星像は、画面の向きによっては若干の流れがありますが、それでもSIGMAより目立たない。「田舎のお店の怪しいジュース」という割には意外と頑張っている。こういう選択肢があるというのは大切にしたい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント