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2014年7月15日 (火)

EOS 6Dの標準ズームを考える(1)

  星景を主に考えると、まずは超広角ズームの検討が先と当初は考えた。EF16-35mmF4L IS USMの評価や作例も出始めて、概ね期待通りのレンズに仕上がっていると感じている。
しかし、Tokina AT-X 16-28mm F2.8がすでにある場合、星景に用途を限定すれば、これを今すぐ置き換えるほど優先順位は高くない。それに良いのはわかっていても、勇気の要る高価格では、もうちょいと考えさせてもらう。

 当面の優先順位を、使用頻度の高い標準ズームに定めることにする。考えるまでも無く、赤帯付きのLズーム24-70mmか24-105mmのいずれかと、相場は決まっていて、キットズームとしての設定もある。


 だが、天邪鬼な小生としては、この「お決まりの」という考えに素直に従えない。
APS-Cのキットズームのように実質1万円とはいわないが、シャープさはそこそこ保って欲しいが、F値は変動しても良い、28mm始まりでもいい、もう少し小型軽量で安いのは無いのか。しみったれた貧乏人の発想ではあるが、小型軽量な6Dのメリットを生かすためには正しい発想なのだ。

 APS-Cのキットズームは、見かけは貧相だが、コストパフォーマンス的には素晴らしいものを持っている。

 EF-Sレンズは、フルサイズEOSボディには装着できないのだが、ケツを削ってしまえば嵌められる(笑)

Efs_ketsucut

もちろん、ミラーがぶつからないように、後玉が十分引っ込むズーム範囲で使わなければならない。このレンズの場合、24mmより長ければ大丈夫そう。

それでもって恐る恐る嵌めてみると、普通に嵌る。

Efs_6d

軽くてコンパクトで、6Dにとっては理想的なレンズではないか!?
しかも、EF-Sだからと、電気的にも特に排除したりせず、普通に認識する。

Efs_6d_accept

実はEOS 5D MarkII のときにも、装着までは試してみた。が、どうせ描写は期待できないと、大して実写してもいなかった。
ファインダーで見る限り、24mm以上なら一応ケラレは無くなる。少し余裕を見て、28mmで挑戦してみよう。

さっそく実写。

Lstest_efs40

EOS 6D/EF-S 18-55mm 1:3.5-5.6 IS (28mm) F4開放

ああ、トイレンズ臭がする。ドラマチックな周辺減光(笑)
それでも、中央から短辺辺りまでの半径は、十分シャープだ。
↓中央から下、中間の部分拡大。

Lstest_efs40cen

しかし周辺右縁、樹木のある部分は、激しい光量落ちに加えて、ボケボケ状態。

Lstest_efs40ext

↓f8まで絞ると周辺減光はそれなりに改善するが、周辺画質は、結像という言葉にはまだ遠い。

Lstest_efs80ext

 EF-Sレンズの生い立ち上、フルサイズをカバーするなんていう冗長な設計する暇があったら、APS-C素子の面積の範囲で全力を尽くすべきだよな。あたりまえのことだが納得。

 そう、場合によっては、トイレンズとしては面白いかも、という程度だな。
やっぱり、フルサイズ用レンズを検討するのは当然の帰結となった。

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