EOS 6Dの標準ズームを考える(2)
これはどうか。
EF 28-105mm 1:3.5-4.5 II USM
リングUSMだし、ズーム域もつぶしがきくし、割と小型軽量(375g)。
フィルム機時代は、EOS 5のデモ機のファインダーにほとんど無音でピントが立ち上がる。
衝撃をもって、よその陣営から羨望のまなざしで眺めていたあのレンズ。
ある意味理想ではないのか。
結論から言うと、広角端でF8、望遠端でF11まで絞れば・・・まずまずいける。
順光なら問題ないが、逆光気味だと色味が冴えないことがあるのが不満といえば不満。
EOS 6D/EF 28-105mm 1:3.5-4.5 II USM (28mm) 全景
左下隅部の拡大 (周辺減光と色収差の補正はONになっていた)
F3.5
F8
しかし、開放の隅部はgdgdな感じが否めない。
APS-C用のEF-S 18-55mm 1:3.5-5.6 ISの広角端は、APS-CのEOSに使えば開放でも星にもけっこう使えることを思うと、このレンズもフルサイズのポテンシャルを引き出しているとはいいがたい。
また、ふさわしい標準レンズをもとめて三千里?の旅に出ることになる。
この間、どのくらい経っただろう。試写の山が雪をかぶっていることからも察しが付くと思うけど(笑)
LensTipとか
photozoneとか
英語のサイトを辞書を引き引き調べてみると、歯に衣を着せぬ、しかし意外に実直な評価は、日本の雑誌の評価・・・ただただ新しいのをイチオシの風潮?と違って、いろいろとためになった。
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