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2014年10月 3日 (金)

7D2に触れてきた

 9/27のこと。
 観音教徒になっても、いままでCanonのこの種のイベントには行ったことがなかった。
今回は、新作に対するメーカーの並々ならぬ熱意が感じられる。というわけで、行ってみることにした。

 旧7Dが発売された5年前は、古巣?のあそこではK-7が出たところで、それが高感度撮影の目的に沿わなかったため、消極的にKissX3を導入した。まだ古巣に帰りたい気持ちも強く、必ずしもCanonに全幅の信頼を持っていたわけではなかった。しかし、これが贔屓のブランドに対する大きなターニングポイントになっていく。
(孤高の存在ともいえる645Zには、熱意は感じたのだが、いかんせん別世界かな。手の届く範囲でのワクワクが欲しい。K-S1は・・・うーん、ゴメンナサイ)
 

Ev7d2_4

キヤノンSタワーの最寄り駅、JR品川駅。
品川界隈は良く知らない。徒歩わずか数分のはずが、かなり迷ったorz

 トップカバーがプラのEOS 6Dからみると、やっぱ全方位マグネシウム合金のスキンは萌えるなぁ(笑)

Ev7d2_1

まずは、ライバル機?と無味乾燥なスペック比較をしてみる。

Compa7d2

 ふつう、Cとくればその最大のライバルはNなのだが、選定基準は独善的にやらせてもらった。そう、SONYのα77 II は、面白いライバルだ。「撮影光学系にトランスルーセントミラーを介在させることとEVFを許せるか。」で、同じ土俵に登らせるのか適当か否かも分かれる。しかし、選定絞りに制限があるという大きな制約はあるものの、AF追従で12fpsを出していることは見逃せない。まあ、機能制限を解けば8fpsのマシンだが。

 問題は、その動的特性、AFの歩留まりだ。
EOS 7D MarkII+70-300L F4-5.6の暗めのズームという実機で バスケットボールのプレー中の選手を実写できた。乾いた雑巾をひっぱたくような(笑)と形容された旧7Dとは違い、チャチャチャチャチャと軽快なミラー、シャッター動作。当たり前だけど光学ファインダーによるリアルタイムなファインダー像は、動き物にはやっぱりよいよね。
  (選択できる項目の組み合わせが多いので)短時間で最適なAFエリアモードやサーボAF特性の最適な設定の見極めは困難であったが、結果的にサーボAFの仕上がりは見事なものであった。イメージとしては「いったん食いついたら離さない」というものだ。合焦率もいい。
TvでSS=1/1000sec、感度AUTOは時にISO6400、あるいはそれ以上に上昇した。ISO6400のノイズ量はEOS 6Dの敵ではないと思うが、背面モニターの拡大で見る限り、高感度ノイズNRの働きは実直で、素直な画像を見せていた。APS-Cとしては健闘していると思う。

 初対面でも、ほとんどの操作部材は今までのEOSそのもので、全く違和感なく操作できた。唯一測距エリア選択レバーだけはしっかり予習していったが、これも予習どおりに操作できた。改革が無いとも言えるわけだが、中身が改革されていればむしろ歓迎なことだ。
 いろいろな説明を受けてそれぞれ進化を感じたわけだが、

Ev7d2_2

 実際のフィールドで先行投入し使ってきたプロの言葉には説得力がある。
「AFエリアの数、広さ=構図の自由度、安心感。外しなく追従しながらの実質的な連写コマ速度、失敗が許され ない撮影での情報ファインダー・・・。」
待ち合わせの都合で帰ろうとしていた時刻だが、ぎりぎりまでじっくり聞き入ってしまった。
コイツを手にして(やっぱムリだろうけどね)、興味を失い中の鉄道写真を復活させてみようかな
f(+_+)☆\(-_-#)
 まあ、もっとも、フィルムカメラのなかでも速写性と対極にある、手巻きのロクナナでも、その気があれば鉄道写真は撮れていたのだけれど。一発必中で撮っていたので、半年ほどフィルムが入っていたこともある。そのブローニー120フィルムの一本分10コマを1秒で撮りきるこいつはすごい。

 だが、一番感心したのはフリッカーレス撮影。会場の光源下では持参したEOS 6Dでは派手にフリッカーの影響を受けたのに対し、EOS 7D MarkIIではSS=1/1000secでもフリッカーレスが有効だった。
 55msのタイムラグがあるこのカメラのシステムのなかで、50Hzの半周期10msごとの光源の明るさのピークを検出し、シャッターを同期させるなんてことは神業に思える。もちろん、  

 今後の課題もある。まず、LV静止画でサーボAFが使えない。またフルHD 60pでは動画サーボAFが使えない。せっかくのDP COS AFが魅力半減である。静止画の瞬がテーマのEOS 7D MarkIIでは致命傷ではないとは思うが、この辺もいずれはmake it possible with canonであってほしい。(なぜこのときのcanonは小文字はじまりなんだろう)
 この辺の課題がクリヤできれば、いよいよキヤノンも本気でミラーレスに打って出るのだろう、その辺の見通しがまだ見えてこない。

Ev7d2_3

 しかし、まだこうして地道にきちんとメカと光学を磨き上げて一眼レフというものの存在価値を改めて世に知らしめたこと、またそのメーカーの熱意に感銘を受けつつ品川を後にした。

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