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2016年4月 2日 (土)

デジイチ新機種雑感

・EOS 80D:
  久し振りに「欲しい」と思う進化を研げた。
 視野率100%ファインダー。キヤノン中級機では初。しかも、ボディ質量は70Dよりさらに軽量化されている。今までの言い訳は何だったのだろう。もっとも、ニコンやペンタックスではだいぶ前から達成している。

 LVでのサーボAF。このときでも5fps。わざわざレフ機でLVでサーボAFに切り替えるメリットって何だろうとは思うが、ミラーレスEOSの次なる飛躍の布石としては興味深い。

 でもやはりOVFファインダーと強化された位相差AFによる小気味良い速射性能。予想される”プロシューマ―”ミラーレスも気になるが、まだもう一度レフEOSいいかも。充電池LP-E6が一つ所在なさげに家に転がっているし。
でも、家計崩壊になってでも買うほどの動機にはなっていない。静止画の進歩は目に見えてあるのかな?というところで。フルサイズで80Dみたいのが来たらやばい。きっと父さん倒産(笑)

・Nikon D5とCanon EOS 1DX2
 ニコンは旧1DX並みに秒間コマ数を上げたが、キヤノンはさらにあげて14。
 またニコンは過去D4からD4Sにマイナーチェンジをしたが、キヤノンは1DXのままで持たせた。個人的にはキヤノンに一票。もっとも、このクラスのカメラを所有することは生涯ないと思うので、冷やかしのレベル(苦笑)

 ニコンは今回、高感度を売り出した。もうISO表示ではデノミした方がいいのでは(笑) でも、成熟しつつあるセンサー技術で、キヤノン(が仮に劣っていたとしても)と2倍違うとはどう考えても思えない。許容しうる画質基準の取り方の問題だと思うのである。

 さらに最近興味深い報告が見られる。某指標でのダイナミックレンジ。
 EOS80D→ダイナミックレンジは改善されている。
 NikonD5→低感度ダイナミックレンジは、同社フルサイズのなかで最も狭い。

 某指標によるダイナミックレンジの定義が実用的かどうかは、以前から疑問であった。今回のをみて改めて驚いたが、暗部を4.5EVとか6EV持ち上げたときのノイズをみて、評価している。6dBではなく6EVである。びっくりぽんや。こんな極端な処理をしている人は天体屋ぐらいのものではなかろうか。しかし天体屋は、対象にもよるが、このベースの低感度はあまり使う機会がない。
 まあ、極限状態の一つの指標として、他とのトレードオフがなければいいに越したことはないとは思うけど。これじゃあ、音楽を聞かずに、フルボリュームにして静的ノイズを鑑賞しているようなものだ。

 ところが、キヤノンはこの指標によるダイナミックレンジの狭さを素直に「認識しています」と答え、最近、イメージセンサーに改良を加えていることは、中の人が述べている。
 ニコンは、この指標がベース感度でのある意味極限状態での指標に過ぎないことに見切りをつけて、実用的な高感度重視に(少なくともD5は)思想を転換したのだろうか。
 いずれにしても、いままでの考え方に一石を投じる変化である(?)
?なのは、あるレベル以上に改善された現在のセンサーでは、極限状況でのその指標が、少なくとも自分の対象である天体写真には実感としてわかないからである。

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