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2016年10月22日 (土)

pro1900キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

先日の偶然の出会い、ソニーのラジカセCF-1980がほぼ完調になり、中学校時代の思い出として、幸せな日々が続く。
もちろん、基礎英語もこのStudio 1980で聴く日々となった。

だが、できれば当時の自分の愛機CF-1900(愛称pro1900)にも出会いたいものだ。
そんな気持ちも高まってくる。
偶然、○フ○クで出品が目に留まった。
競争きついのだろうなぁ、と思いながらの入札。

ラジオは受信できた。
テープ再生しました。録音ボタン押しても反応ありません。
早送りが効かない。

ラジオだけでも聞ければ、思い出としては十分と思いながら。
あなたが落札者です。やったー!
完動品でないことが、かえって手に入れやすかったのかも。

Cf1900_1

超懐かしい。
頬ずりしたくなるほど。
初恋の彼女みたいに輝いている。
もう、青春そのもの。

42年も前の製品なのに・・・外見は、思いのほか悪くない。

Cf1900_2

シンプルで美しい。

電源を入れる。
まずラジオ。
うんともすんとも言わない。(´・ω・`)
だまされたのか。AM/FMを何度か切り替えたら目覚めた。
ラジオ部はCF-1980よりいいかもしれない。

さて、カセット部。

Cf1900h1

録再ヘッドのテープガイドがひん曲がっている。再生しましたっていうけど、まともに鳴らないのでは?
その前に、テープが傷んでしまいそうで、ダメじゃん。
そこは根性と愛情で直すしかない。

Cf1900h2

はい、直しました。
F&F:フェライトアンドフェライトヘッド。コアだけでなくギャップ部もフェライトで作ってある。耐摩耗性は当社比200倍、寿命は半永久的。

録音再生兼用のヘッドで再生出来て録音できないのはなぜだろう?と試しに録音してみると、普通に録音もできた。
この時代のラジカセは、録音ボタンだけじゃなくて、同時に再生ボタンも押して初めて録音になる・・・ことを知らない人もいるようだ。CF-1980の売り場の人がそうだった。

だが、早送り効かないのはその通りだった。
テープを入れる。チャキチャキ、歯切れのいい音で鳴り出した。
ああ、この音質だよ。求めていた青春の甘酸っぱさは(笑)
ただし、鳴ることにはなるが、音の揺れがひどい。
また、フルオートシャットオフは全く作用しない。
ベルト類はどうなっているのか。
それには分解してみる必要がある。
裏ぶた5本のビスを外すと、こうなる。

Cf1900in1

長いフェライトバーアンテナ。
FETフロントエンドチューナー。FETだとなぜいいのかは、中学生の頭では理解できなかった。

ねじ黄色3か所を外すと、中身が裸にできる。

Cf1900in2

思いのほかきれい。
ULMスピーカー:ultra linear magnetic path 低ひずみ率磁気回路

メカデッキを覗く。

Cf1900deck1

アンチローリングメカ・・・二つのフライホイールが互いに逆方向に回転して、振動による回転変動をキャンセルする。

テープカウンター用を除いても、駆動系に4本のベルトが必要だ。
いずれも、だいぶ伸びている。
前回の通販業者に新品を発注だ。
それには、一回ベルトを外して、寸法を推定しなければならない。

整備性はstudio 1980のほうが良い。
何しろ、pro1900は、小さながたいにメカがぎっしりで大変。
ベルトを外すにも、ポーズメカを外してフリーになるレバーをさらに外して、やっとベルトの取り外し。

早送りは、右側フライホイールの下にある小さなゴムアイドラーを#320の紙やすりて適当に荒らしたら、バッチリ機能するようになった。

pro1900は、整備にproの技がいるからかも。

電気工学の道を志すことになったきっかけも、多分にpro1900をいじり壊したおかげだと思う。自分の師であり、初恋の人であり、なのに、なのに自分の好奇心の贄になって命を落としてしまった中学の頃のpro1900。
今度は、お返しします。きっと直して見せます。
自分なりの最善の叡智(?)で。

pro1900、愛してま~す。

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コメント

こん**は。
pro1900、初めて見ました(笑)。そういえば、Twitterでこの名前の方がいらっしゃって、アイコンの写真もこんな感じでした。
多分その方も思い入れがあるのでしょう。
ベルトの直径の出し方ですが、私は外したベルトを二つ折りにして内径を測りました。ノギスがあると便利です。
例えばCF-1980のφ85のやつは、二つ折りにした時13.6cmでしたので、
13.6 x 2 x 3.14 = 85.41でφ85として注文しました。ホントは心配だったのでφ80とかφ90とかも注文しました(笑)。
φが小さくて在庫が無い場合、ヤフオクやAmazonとかでカセットの交換ベルトを何種類もまとめて売ってる人がいます。
それらを使ってみるのも一案です。
あと、ロッドアンテナは時々ヤフオクで出品されています。入札する前に長さと太さを確認してからのほうが良いでしょう。

投稿: RF2200 | 2016年10月26日 (水) 14:53

>RF2200様

先ほどまでpro1900復活を目指して奮闘していました。
奇しくも同じ考え方でベルトを発注し、昨日来たものですから、さっそく交換してみました。
伸びも考慮し、近辺の大きさのベルトを複数取り寄せたのも同じです。
カウンターを合わせて5本あったので大変でした(笑)

微妙なメカで、ねじ穴の範囲で動くちょっとした位置関係で調子を崩したりで、泣きたくなるほど楽しかったです。
実は、中学生の時も弄り回して、しまいには壊してしまいました。
今日は、治りました。シャットオフもちゃんと働きます。

が・・・。
ベルトがきちんとして、老朽化したモーターに負担がかかったのか、モーターが整流不良になりました。
バチバチとノイズが入ったり、一瞬力が抜けたり、電源短絡でラジオも一瞬消えたりと、残念な結末になりました。
思い出の機種なので、そのうちニコイチか何かで切り抜けたいと思います(苦笑)

投稿: keypon13^2 | 2016年10月27日 (木) 23:31

はじめまして、CF-1900を何台もオークションで落札して分解して何とか使えるレベルに治したり、壊したりしてます。今回は巻き戻しのみがどうしてもトルク不足と言うかくどい軸に伝わりません、アイドラー?が原因かどこがいけないのかわかりません。全て新品のベルトに交換しました。メインベルト等は十分トルクありますので、メンテナンスが途中で止まってます。再録、早送りオートシャットオフは作動します。よろしければご教授お願い致します。

投稿: ほむほむ | 2018年1月22日 (月) 00:19

>ほむほむ様

長い間放置していてすみません。
実は、43年前(笑)新品で買ってもらったCF-1900も、1年たたないうちに巻き戻しがうまくいかなくなりました。
巻き戻し側がウイークポイントなのは生まれつきかもしれません。

巻き戻し時、逆回転している側のフライホイールと巻き戻しリールの間にアイドラーが割り込むのですが、とても繊細な摩擦現象で伝達されています。
最初は、巻き戻しはまったく力が伝わらなかったです。
硬化の進んだアイドラーゴムも本当は新品に換えたいところですが。
実際に自分の今使っているCF-1900修理に当たってやったことは・・・
アイドラーを左右に振るレバーがスムーズに動くように、摺動部を清掃。
アイドラーの表面をサンドペーパー#400位で意識的に少し荒らす。
リールがアイドラーに接する部分を清掃。

そうしても、実はC60テープは少しを残し、最後まで巻き戻りません。
これは、巻き戻し側のテープ径が大きくなって、テイクアップ側に連れて回るシャットオフ検出機構の負荷抵抗が、巻取り側、テイクアップ側のテープの径できまる”ギヤ比”が重くなり負荷をかけているからだと思います。
これを根本治療するのは極めて困難とあきらめ、C46テープ使用などでお茶を濁しています(苦笑)

投稿: keypon13^2 | 2018年2月 9日 (金) 21:33

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