理想の24mmを求めて(?)
流星群の捕獲は経験上24㎜の画角が有効。
それより広角のほうが画面のどこかに入る確率は、もちろん大きい。
が、軌跡は短く、写りも貧弱。
ということで、まず考えるのは単焦点24㎜。
Canon純正ならEF24/2.8 IS USM。だが、どうも隅のコマと周辺減光が・・・。
むしろ標準ズームのワイド端。
RF24-105mmが期待通りのうつりならそれが一番手っ取り早い。
車も売却した勢いで、RF24-105㎜か・・・。
共通:EOS R 1/80sec F4 ISO3200 各レンズ24mm
画面左上隅の拡大。
RF24 -105mm F4L IS USM
EF16-35mm F4L IS USM
EF24-85mm F3.5-4.5 USM
星撮影目的に絞って、率直に思うこと。
RF24-105mm・・・オレンジや白の光で見ていた限り、神レンズと思いかけたが、青色の光源だと、うーん。フィルム時代のレンズよりは格段にいいが、それなりにコマが出る。
そして、中間画角からすでにコマは出始め、バドミントンのシャトルとかコマ収差の語源の彗星状の形状になるのが、正直萎える。
EF16-35mmF4Lの24㎜は、それなりにとんがったコマが見えるが、狭いところに収斂しているし、ツリーのシャフトあたりの描写は一段上である。
更に16mmで使うと、このレンズは一段と威力を発揮する。
やはり24-105mmというレンジのズームは各社、まとめるのに苦労しているのかも。
RF24-105mmは今まで経験してきたC社の同焦点レンジのレンズよりは24mm端の画質は向上しているし、ナノUSMで静かで速いAFとか、若干だけどコンパクトで軽量だとしている。
某社と違い、レンズ単体で(ソフト的補正をかけずとも)歪曲収差を実用範囲にまとめた生真面目さも評価できる。
しかし、EOS Rにつけてみると、結構ずんぐりむっくり巨大に見える。
首に吊るすと、短時間で疲労を覚える。
EF24-85mm 1:3.5-4.5 USMなら、半日散歩しても苦にならない。(が、昼間ならEOS M6に標準ズームのほうがよほど切れのいい写真は得られるだろう)
ぜひ、現代の最新技術で24-85mmあたりのキレのいい軽量なレンズを開発していただきたい。
星撮りが中心なら、しばらくは神レンズEF16-35mmF4L IS USMがあればいいよな。RFマウントはしばらくはクレージーなレンズの開発が優先するみたいだし(笑)
RF24-105mmを売って、中古のEF16-35mmF4L IS USMをゲットしたのは内緒です。
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コメント
自分は星の撮影は、ほとんどやりませんね。
マウント改造の流れで、無限遠(オーバーインフ)の調整をしますけど、
ズームレンズはピントの移動があるので調整しません(できません)。
すーごく遠景のランプ(照明)をターゲットにして調整します。
単焦点での収差の絞りでの変化は、経験済みですが、
それでいうと絞り込むしかないと思いますね。
フィルム時代と違い、デジタルはISO(ASA)感度が上げれるので
高感度で絞り込むという安易な考えでいます。
投稿: fd2eos | 2019年3月11日 (月) 11:38
>fd2eos様
普通の星座・星景は、赤道儀で星の動きを追いかければ、良い像を得るため絞り込んでも、長時間撮影でカバーできます。
流星は、一瞬の出来事なのでF4のレンズは(ISO感度を3200とかに上げたとしても)それ以上絞りたくありません。写らなくなります。
まあ、そのうちRF24mm F1.4とか、20万円越えで出てくると思いますが(汗)
開放F2でほどほどの値段で、「2段絞ると完璧」みたいなレンズが個人的には欲しいのです。
まあ、今落ち着いて考えれば、RF24-105mmF4も十分にいいレンズだったと思います。
定評あるEF16-35mm F4 IS USMに比べてもコマの大きさも同程度に収まっていますし。
ちと手放すのが早計だったかも。。。
投稿: keypon13^2 | 2019年3月11日 (月) 21:57