EF-M15-45mm 1:3.5-6.3 vs RF-S18-45mm 1:4.5-6.3
EOS R10は速写性とAFの賢さを中心に、想像以上に良いカメラだ。
しかし、その標準ズームは、EF-M時代に比べて、ワイド端が15mmから18mmに狭くなり、明るさもf/3.5からf/4.5に暗くなっている。
カメラにつけてズームしただけで、ズーム比狭くなっているのはすぐにわかる。
なぜこんな仕様にしたのか、Canonに100回問いただしたい。
圧倒的に小型にしたから?質量は変わっていない。マウントが大口径になったから、実質10g軽くしました!というなら、10g重くなってもEF-Mの光学系のままでお願い。
圧倒的に安くなった?そんな気もしない。こんなショボいレンズに5万円も出したくない。
きっとCanon的には、利益幅を確保したに違いない。
前玉はショボく小さい。
まるでトイカメラのように小さく奥まった後玉。萎える。
ミラーレスって、ショートバックフォーカスを生かして高性能化できるんじゃなかったっけ?
15㎜と18㎜って、こんなに広角感が違う。
15㎜
18㎜
でも、画質に大きな進歩があれば、まあ、RF-Sにも存在価値はあるが。
左下隅
EF-M15mm3.5 ワイド端開放
RF-Sに合わせるため、18mmF4.5で使うと、なぜだか画質が低下し、
EF-M18mmF4.5
RF-S18mmF4.5
デジタル画像補正が効果を上げているのか?
画質的には、同じ18mmでは明確にRF-Sの勝ちではある。
しかしEF-Mの15mm域はそれほど悪くないし、なにより15mmが使えるのは3人くらいの自撮りの時便利だ。
新しいシステムの標準ズームだ。最新の技術で画質と利便性の両立を図って欲しい。それが進歩というものだ。
さて、夜景では?
画像右上部分600×400ピクセル
EF-M15mm 1:3.5
EF-M18mm 1:4.5時
RF-S18mm 1:4.5
これは、また悩ましい結果。
EF-Mのワイド端開放はやはり画質の低下が伺われる。とはいえ。。。RF-Sが優れているかというと?
シャープさはRF-Sのほうがあるが、内方コマというのか、とがったハロが目立って尾を引くのもRF-S。
天体にはF4.5はただでさえこれ以上絞れないし、絞っても、たる型歪曲の電子補正のせいか、尾を引くのは直らない。
天体はフルサイズでやってちょうよ、とCanonはあざわらっているのか。
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