2019年2月 6日 (水)

EF 24-85mm 1:3.5-4.5の点光源特性

 今一番欲しい焦点域は(フル換算で)24mm。
流星捕獲率もいいし、昼間のダイナミックな構図にも有効。
あれこれ考えたが、現状予算の問題抜きにすれば一番近道はRF24-105mm 1:4Lか・・・。
フルサイズの力を十分に発揮するには、おいしいレンズを奢ってやらなければならない。・・・高価で大きく重く、結局ろくに使わずに売却してしまう危険がある。

 もっとおおらかに構えて、四隅が多少緩くてもいいじゃないか。味を楽しもう。ということで表題のレンズ。もはや前世紀のレンズ。

Ef2485view

中古良品が数千円で手に入る。 

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2016年7月24日 (日)

EF 50mm 1:1.4USM

 1993年発売開始の、もうもはやクラシックレンズ。
そろそろリニューアルかも。
他社で超弩級のレトロフォーカスタイプの植木鉢みたいにでかい高性能レンズと比べて、数値的には過去のものだろう。
 
 F1.8の撒き餌もリニューアルして、ジーコAFやいかにもやすっちいプラマウントからも解放されて、あえてF1.4を選ぶ動機もさほどない。
 でもねぇ、気づいてみれば距離環のないSTMレンズばかり増殖した。

Stm_oukoku

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2015年5月25日 (月)

EF50/1.8STM 近接作例

旧レンズより鏡筒の繰り出し量を稼いで、35cmまでの接写ができるようになった。光学系は従来どおりだから、描写力が追いついているのか、ハッタリではないかとの疑問視もあったが、どうか?

共通:EOS 6D/EF50mm 1:1.8STM/ISO100 AF:ONE SHOT

F1.8開放 1/4000sec  ほぼ最短撮影距離
日差しが変化しているので、完全に同一の光線条件で比較できなかった。

Stm5018kin

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2015年5月24日 (日)

ニュー撒き餌

 撒き餌レンズことEF50mm 1:1.8Ⅱがリニューアルしたそうだ。それまで25年のロングセラーで最近でも月産7万本というから驚きだ。
 フィルム時代では普通に標準レンズだったわけだが、EOS 6Dならその感覚で使えるから、ひそかに持っていた。

 新EF50mm 1:1.8STM、光学系は踏襲というので、描写に対する新鮮味は期待できないので逡巡したが、EOS MシリーズとSTMは相性がよさそうなので、APS-Cの中望遠として揃えておいてもいいかも・・・。

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2014年8月20日 (水)

EF35mm f/2 IS USMの星像テスト

 今時こんな単焦点レンズを良くぞ出してくれた。いつかはきっと手に入れたい。こんなニッチなレンズをリニューアルしてくれたことに敬意を表して、新品で買ってやろうと、画策していた。
 しかし、その夢を無残に打ち砕く8万3千円のプライス。35/2ってもっと庶民に近いレンズだったんじゃないのか。恨み節の一言も言っては見たものの、憧れのレンズのまま年月は過ぎた。(正直、全部のレンズを新品で揃えているわけじゃない。そんなことしたら破産してしまう・・・苦笑)

 このレンズ、最近以前よりは値を下げてきた感があったところに、旧35/2のリセールバリューが思いのほか良かったこと、お店のポイントも活用して、3万円台の出費でいけることになり、プッツンした。

Ef352isusm

 いやぁ、ジーコ旧型に比べて随分大柄になっちゃったなぁ。6×7の90mmの標準レンズくらいの貫禄はある。日常振り回すのはどうだろうと思ったが、クソ重いL標準ズームよりはずっと軽快で、つれて出ることも多くなりそうだ。
 星像はどう違うのか見てみた。

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2012年6月28日 (木)

EF40mm F2.8 STM 通過儀式(星像)

※7/1、F4に絞ったときの拡大画像を追加しました。
上弦に近い月は残り、うす雲は飛来するので参考程度。

Ly_ef4028

EOS 60D/EF40mm F2.8 STM 開放/90sec ISO800 RAW
SPACEBOYで追尾

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2012年6月24日 (日)

EF40mm F2.8 STM (その2)

遠景描写でDA40Ltdと比較してみる。
共通:LVによるMF、LVのAv autoによる評価測光、ISO100
EF40:EOS60D ピクチャースタイル スタンダード
DA40:K-01 カスタムイメージ 鮮やか

EF40 F2.8開放 1/1600sec

Panke_ef4028_en
 

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2012年6月23日 (土)

EF40mm F2.8 STM

  キヤノンから、まことに悩ましいレンズが発売された。まさかキヤノンからこんな遊び心のあるレンズを?とは想像していなかった。レンズ内新型モーターで薄型を実現し、さらにはフルサイズ対応でお値打ち価格、しかも金属マウントなど、作りもまともである。速攻で注文をしたのは成り行き上、仕方が無い(?)
 一瞬は、これを生かせるフルサイズ機を!などと妄想するのだが、このコンパクトレンズの持つ画角を実現しようとすると、(ペンタックス比で)そのボディがバカでかくなるジレンマ(笑)。だから悩ましい。

Panke_p_c

しかし、ペンタックスのDA40Ltdのような究極の薄型にはなっていないし、見栄えもそれなりに地味ーな感じ。パンケーキというよりは、おでんの大根である。

 レンズ駆動音は、プイーンというような感じで、それなりに聞こえる。USMのほうが静かに感じる。合焦スピードも心なしかマイルドなのは、動画とのマッチングを優先に考えられているからなのかもしれない。動画対応にしても、別にUSMのままでもできそうなものだが。

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2011年12月13日 (火)

2011/12/10の皆既月食

 当日は、当地は月食スタート時に雲がかかり、前日までの快晴を無駄遣いしたと悔やむ。
なるべく北の雲が遠く見えるように、やや南に車を走らせた。機動性を考え、SPACEBOYで追尾とした。しかし・・・
 ダメだ、北極星が雲で見えずに、赤道儀の極軸が合わせられない。今回はいつもと違うアプローチを計画していた。
  が、本影月食が始まる頃から雲が引き、撮影を開始できた。
 

  12/10 21:36から2分1秒間隔で109フレーム。最終ショットは12/11 1:14
  まだ部分食途中なのですが、SPACEBOYで追尾中、駆動ギヤがクランプに接触するというアクシデントがあり、以後、月が画面から場外ホームランで消えていったorz
強度や精度も考えEM-200のほうが良かったナ。

  この109ショットを動画風にまとめてみました。
 なお、音が出ますのでご注意。演奏者はkeypon13^2自身、ど素人なのでご注意。



EOS 60D/EF300mm 1:4L開放/SPACEBOYで恒星に合わせて追尾。
(音撮りもEOS 60D)
トリミングあり。
画面右が西。見かけの恒星の動きより、月が遅れていく様子が実感できると思います。

※12/13動画差し替え。音楽が途中で終わるのはよくないので、改良してみました。
ついでにピアノと演奏者の若干の調律をしました(笑)
※12/14動画差し替え。音の収録レベルが小さかったので、ノーマライズしてみました。

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2011年12月 7日 (水)

月の写る大きさ(月食前予習)

焦点面での直径〔mm〕=2×焦点距離〔mm〕×tan((度で表した視直径/2)×π/180))

月の視直径はおよそ31’≒0.5°、レンズの焦点距離の1/100にも満たない0.009倍の直径にしか写らない。500mmレンズでも4.5mmか・・・
ところでEOS 60Dの撮像画面サイズは22.3×14.9mm(対角線26.8mm)
↑いまだに覚えられない。

写る範囲とトリミングしたときの画質を検証しておく。

共通:EOS 60D、ISO100、SPACEBOYで追尾

f.l.=500mm  PENTAX  75SDHF望遠鏡 1:6.7  1/160sec

Moon500

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