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106_整流子とブラシ

106_整流子とブラシ

  これはマブチモーターのものであるが、電車の直流電動機も原理は同じ。
 電機子と一体に回転するほうを整流子、それに固定側から接触しているものをブラシという。 
 直流機でも、電機子には実は交流が流れる。モーターが一方向に回転力を発揮するためには整流子とブラシの働きが必要。発電機の場合は電機子の交流を変換し外部端子に直流を得る。

電流を流しながら摺動するここの部分の保守は、大型モーターになるほど問題となる。
・ブラシの磨耗、磨耗粉による絶縁低下。→定期的に蓋を開けて検査、交換、清掃の必要。
・運転中のフラッシュオーバー・・・火花が出て成長し、+-間のブラシを火花でつないでしまう。
→ひどいときはモーターの焼損に至ることもある。
など。

これに対するひとつの回答は、誘導電動機を主電動機に用いること。
この速度制御にVVVFインバーターを組み合わせることは、今や一般化したのだが。
ローカル鉄道ほど、電車の寿命は長い(長く引き延ばす)。
旧技術とも、長らく付き合っていかなくてはならない。