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143_常用停止ブレーキ

143_常用停止ブレーキ

黒針は直通管圧力、赤針はブレーキシリンダ圧力を示している。(クモハ運転台の場合)
上記写真は115系のものであるが、計器の形状配置が違うだけで169系も同様の過程をたどる。 

代表的なパターンの場合。
所定の速度を出し、次駅停車への、通常のブレーキ操作は、

1.まず直通100kPaをかける。
2.まもなく電動車には発電ブレーキ電流が立ち上がり、電気ブレーキ表示灯が点く。
 そのままでは、電動車には電制+空制で過大なブレーキ力になるので(鉄道では、ブレーキ力が強すぎても車輪がロックするだけ)、電動車の空制を50kPa程度(ブレーキシリンダの戻しばねに対抗する程度)に弱める。これを初込め作用という。これは、自動的に行われる。
3.所要のブレーキ圧力にあげる。220kPaなど。
4.低速になったら、一度150kPa程度に緩める。(緩められるような余裕をとる)
5.停止間際で100kPa程度残するようにもう一度緩める。
6.停止間際では、電制は尾を引くように効かなくなるので、発電ブレーキ最終段で電動車に空制が再び加わる。発電電流は減少し、電気ブレーキ表示灯は消灯する。
電空切替という。この速度は169系では17~10Km/h程度。これも自動的に行われる。
・・・停止目標に滑らかに停止する。

なお、発電ブレーキ(主電動機)を持たないクハ運転台の場合は、かけ始めてから停止に至るまで、黒針の変化に対し赤針はほぼ重なるように追従する。