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169_協調運転

169_協調運転

  種類の違う動力車が、歩調を合わせて動力を発揮したり、ブレーキを作用させること。
  169系は、そもそも、この横川―軽井沢間を12両で通過できるために生まれた。
 
 66.7‰のこの区間は、どの列車も、専用機関車EF632両を連結して運転していた。
 協調運転しない電車は8両、気動車は7両に制限されていた。
 協調運転しなくても、横軽対策とよばれる対策が施された車両でないと通過できなかった。

 連結器の強化
 台車・台枠の強化
 車掌弁に絞り・・・急激な非常ブレーキと強力な機関車の板ばさみに合い、マージャンパイを両手で挟んだときのように列車が競りあがり、脱線する・・・ことを防止する。
 空気バネつき車両は空気バネパンク装置でエアーを抜く。過大な力による座屈防止。

 これは、基本仕様。12両化のためには、一言にいうと、

 力行時:機関車のノッチ位置に応じ、電車も見合った力で力行する。
 抑速時:機関車のノッチ位置に応じ、電車も見合った力で抑速ブレーキを発揮する。

機能が必要となる。
制御器はまったくの専用ではなく、汎用のCS-15系をベースに、若干の機器追加で対応したCS-15Dとなった。

さらに、安全安定輸送のため、細かいオプションがつく。
抑速運転中、電車の1ユニットが故障したら、機関車に負担をかけすぎないように、電車に空制が働く(協調抑圧装置)とか、下り勾配のトンネル内温度上昇を抑えるため、抑速中はクーラーをカットしたりという、サービス的には鬼のような装置もついていた。