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306_L1、L3、L4

306_L1、L3、L4

Lにはラインスイッチの意味合いが込められている。
L1は高速度減流器。回路に異常な電流や電圧が生じると、電磁的に動作して高速でしゃ断する。異常時は、L1Rに並列に入った減流抵抗器L1Rが直列に挿入されてワンクッション電流を減少させてから、L2-5のしゃ断器で電流をしゃ断する。

L3、L4は力行時のみに動作する+側のしゃ断器であり、電磁弁で(つまりエアを介在させて・・・高速な事故しゃ断には向かない)接触子を上下させて主回路電流を入り切りする。

働きは単なるスイッチであるが、通電中の大電流の直流を切ることはなかなか困難なことである。交流ならば電流0の瞬間があるので比較的たやすいのですが、直流には0の瞬間がない。接触子を開いただけではアークでつながってしまう。これを電磁力の応用で伸ばして冷やして消弧させるしくみ・・・アークシュートと吹き消しコイル・・・が備わっている。

通電のない検査中に電磁弁を操作して接触子を上下させてもシュカコンシュカコンと軽い音がするだけだが、実際に通電中からオフするとパカンッ!というような・・・空き缶を蹴飛ばしたような・・・激しい音がする。